くまと漢字の出会い
こんにちは。新入りのくまです。
みなさんこなれた文章を書くので、ぼくにはこんな上手に書けない!と思いながら読んでいましたが、ちょっと新しい風を吹かしてやろうと参りました。
さて、みなさん中間テストは終わりましたか?ぼくは先週なんと3回も中国語の中間テストがありました。3人の先生が律儀にそれぞれ1回ずつテストしてくださるからヘトヘト...。
漢字が好きなので中国語にハマり、取らなくてもいいのに2年も履修している くま です。来年は取ろうか取るまいか悩んでいるところ。
そんなわけで今回は、ぼくが漢字を好きになるまでのお話をご紹介。
実はぼくのもう1つの趣味である鉄道と深い関わりがありました。
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およそ20年前のこと。ぼくは電車の音の絶えない家で育ちました。私鉄2社の電車の音がきこえるところに家があったのです。
そのせいか、あっという間に電車が好きになりました。そしてぼくが2歳のころにハマったのが、電車の方向幕。電車の窓の上くらいにあって、行先とかが書いてあるあの機械です。もちろんその頃はまだ「方向幕」という名前は知りませんでしたが。
電車が終着駅に着くと、行き先が変わるときにこの方向幕がグルグル回るんです。これがおもしろくておもしろくて!
これがぼくのグルグルとの初めての出会いです。
母に「これ作って作って!」とお願いすると、器用な母は厚紙でおもちゃの方向幕を工作してくれました。ものすごく気に入って、毎日グルグルまわして遊んでいました。
おもちゃといっても方向幕だから、そこには「急行」や「出町柳」といった幼児には難しい漢字が書いてあります。だからそこに書いてある漢字を何と読むのか何度も母に尋ねました。尋ねるだけにとどまらず、その再現に試みました。つまり漢字を真似して書くようになったのです。
こうして鉄道に対する興味から漢字に触れあい、幼稚園を卒園するまでには自分の家族の名前の漢字や、沿線の駅名など多くの漢字を習得し、小学校低学年のころには小学校高学年や中学校で習う漢字の多くを身につけました。
さらに中学校ではいわゆる旧字(や繁体字)に手を出し、高校では現在中国(大陸)で用いられている簡体字にまで進出、そして大学に入ってからはとうとう変体仮名にハマるという始末です。
さて、以上がぼくが漢字と出会い、ハマっていくまでのお話です。ぼくの二大趣味(?)である「鉄道」と「漢字」はこのようなつながりがありました。
そして幼稚園に入園する前や、毎日お昼に幼稚園から帰ったあとの時間に、母はいろいろなことを教えてくれていたのだと改めて感じました。
また簡体字や変体仮名については機会があったら書こうと思います。
それでは今日はこのへんで。