アーナン日報

暇な大学生達でブログやります。

少年老い易く…

目元にしわができてしまった老人です。

少年老い易く学成り難しとは、「まだ若いと思って勉強しないでいたら、すぐに年月は過ぎてしまうものだ」という意味になります。 「若いうちにもっと勉強しておけばよかった」という感情や言葉の元祖とも呼ぶべきことわざで、同時に学問を修めるのは容易ではないから若いうちから時間をかけておくべきだという二つの教訓が込められています。

最近、知識を吸収できる時間と環境があることに無限の喜びを感じ、小学生の頃はその本質を考えもしなかったこの言葉をかみしめて居ます。ぼくの一週間のルーティーンが固まりつつあるので説明します。

平日:21:00ごろまで大学図書館で法律インプット。

土日:一日バイトin.余った時間はあそぶ。ここで平日への英気を養います。

不健全です。土日固定シフトなど、まともな大学生がやることではない。たうずくんもそうでしたかな。一昔前なら発狂するようなレベルで机に向かっていますが、衣食住を気にせず、勉強できる最後の時間を生きている。その焦りを感じています。社会人学習者の話を聞いていると、‘働きながら勉強‘だとか、‘バイトで爪に火をともしつつ勉強‘であるとかの話を散見します。要は、勉強以外のことに生活の半分を奪われてしまう状況。‘学生‘の身分が終われば可処分時間はどんどん減っていくでしょう。 大学生の、しかも実家通いの僕はやはり、生活の資力の大半を親に庇護されて楽に生きているのが現状です。携帯代や定期代を自己負担しているとはいえ、そんなことは当然の支払いです。立派に社会に出ている人もいる同年代の上位10%の恵まれた環境にいることは少し考えればすぐ理解できるでしょう。散髪に行った際、「大学は楽しい?」と美容師さんに問われ、現状を伝えると、「大学に行ってみたかった」と雑談の中でポツリ。 とても掘り下げることのできる話ではありませんでしたが、そこに様々な感情のうねりを感じました。

そんな我々大学生は、ただ無益に時間を消費して過ごしてよいわけがない。 持論を展開しましょう。

例えば。 大学生が100人います。 80人はサークルや部活をこなし、テストを無難にのりきり、バイトで小金を稼ぎ、日々の生活を楽しむ。いわば平均的な大学生といえます。 20人はいずれかに突出するでしょう。部活、アルバイト、勉強、あるいはモラトリアムの全力享受か。 この20人の中でも特に少ないのが勉強に突出する人種ではないでしょうか。 あくまで限定性の価値判断ですが、今、最もやるべきことはやはり知識の習得なのでしょう。

生き方に正解などありませんが、少なくともその後の60年の人生に直結するような生き方をするべきだ、と思う。何を軸にしてその後の人生を楽しむのか。目標が見えたなら、そこに向かってできることが必ずあるはずです。40億年の生命の進化の系譜は示す。成長しない種は、滅びゆくと。高校生までは画一的教育によって協調性が求められてきました。画一的であるがゆえにそこで発揮される個性も微々たるものでした。 しかし、大学生は自由だ。他者に迎合し個を埋没した80人になるのは、絶対にもったいない。 しかし、道筋は意外に簡単なのかもしれません。たうずが似たような趣旨のことを書いてましたが、できるだけ人と同じことをしなければいい。同じことをしても、人並みの人生しか待っていない。

----力が、欲しいか。

であれば、踏もう、茨の道を。

まあ、こんなとこでブログ書いてる同級生のみんなは全員個性とがってるから、もうトゲささりまくってるでしょうな。